全国・住まいるニュース

2020
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群馬県の㈱ヤマイチさん(市川慎二社長)を紹介します。

木の建築は400年がひとつの周期と言われています。ヤマイチさんでは、次の400年の木の家づくりの基本となるような、本物の素材と最新の技術、永く飽きの来ない意匠をバランスよく融合した木の家づくりに取り組まれています。

「文化と文明の融合した次代を刻む家づくり」

先人によって磨き上げられた日本の住文化を大切に、その上で文化と文明の融合が大事だと考えています。日本の住文化とは、日本の気候風土や日本人の感性を踏まえた住まいのあり方。季節に応じて雨や日差しを防ぐ深い軒、軒に守られて外と内をつなぐ縁側、畳に象徴される上足(素足)の文化、外光を柔らげる障子等々です。当然、自然素材にもこだわっています。構造材は県産かぶらの森 上州ヒノキ、壁材は稚内珪藻土や土佐漆喰等、土間材として大谷石、素足に心地よい「うづくり」の床には大分の日田スギなどを使用しています。 日本が誇る木の住まいを、現代の技術でカタチにする伝統的な技と現代の技術をうまく融合させながら、高い性能を価値のある価格で実現しています。

文化を大切にしつつ文明的なもの、すなわち住宅性能の研究も怠っていません。断熱性に対しては「セルロースファイバー(マツナガ)」と「現場発泡断熱(フォームライトSL)」を採用しています。セルロースファイバーは新聞古紙を再利用してできた自然素材の断熱材です。特に「MS グリーンファイバー」は断熱性と安全性に加え、麻が含まれているため経年による沈下を抑える特長をもっています。現場発泡断熱材は、現場でウレタンフォームを吹付けて施工するもので、高い断熱性と気密性を誇ります。フォームライトSL のウレタンフォーム は熱伝導率0.040W/mk と、発砲系の断熱材の中でも高い性能を有しています。またヤマイチさんでは空気の「質」にも着目しました。24 時間全館空調に加え、必要量だけ自動で換気するデマンド換気、そして、PM2.5 を99%除去する高性能外気清浄機を組み込んだ空調システム「トライマックス24」を採用し、究極の室内空気質を実現しています。

トライマックス24


「家づくりの集大成 hiYori(ひより)」

建築家とのコラボから生まれた新しい日本の家づくり、それが「hiYori」です。日本の家が本来持っていた自然に寄り添った暮らし方を、現代のライフスタイルにも似合う意匠で実現しています。四季の移ろいを感じながら、自然の力を最大限に活かすことのできる仕組みを持った家づくりです。


日本の暮らしを現代にリメイク

現在全国至る所で画一的な家づくりが広がっていますが、日本にはもともとその地域ごとに適した家づくりがありました。それを現代の技術と永く飽きのこない意匠でリメイク。機能、性能、意匠のバランスを大切にし、暮らしやすく、冬暖かくて夏涼しく、自然災害にも負けない強さをもち、そして、美しいこと。季節を感じながら暮らす豊かさを大事にしたこれからの家づくりの一つの完成形です。

日本の四季を活かした家づくり

hiYori ファーストモデルハウスには、太陽光発電パネル+次世代ソーラーシステムの「そよルーフ」を全国ではじめて採用しました。屋根材一体型の太陽光パネルで、太陽の光(電気)と熱の両方を住まいのエネルギーに活かすことができます。自然力を活かしてエコで快適な暮らしが実現できるのがいいところ。これからの家づくりともいわれる所以です。

モデルハウスにお越し下さい

前橋市の前箱田町「hiYori」、小相木町「頂」、タイプの異なる2つの展示場でヤマイチさんの家づくりに触れることができます!平屋の木の家を建てたいすべての方に見ていただきたいモデルハウスです!!

[写真]hiyoriモデルハウス外観

[写真]hiyoriモデルハウス室内


「住まいができるまで、そして引き渡し後も」

まずは見学会です実際にヤマイチさんの家づくりを体感下さい!
それからヒアリング→敷地調査→プラン作成→見積り提出→契約→地鎮祭→着 工→完成引き渡し→アフターメンテナンスになります。ヤマイチさんでは、1年・2 年・3 年・5 年・10 年と定期的なメンテナンスを実施しています。家の不具合いのご相談だけでなく、生活を楽しむアドバイスもさせて頂いています。またコミュニケーションの大切さは、建てた後も変わりません。時には住まいのイベント、OB 様向けの感謝祭を通じて建てた後のお客様とのコミュニケーションも深めています。市川社長自ら率先して皆様に喜んでいただけるようなコミュニケーションを用意していきたいと考えています!!

「代表 市川慎二物語」

材木屋の次男として生まれ、高校卒業後は大工一筋、家づくりの醍醐味を知り、健康住宅と出合いそして人の想いが詰まった家づくりへ・・。市川社長の人間性、こだわりが垣間見れ、ちょっとした伝記物ですよ!!昨今、営業部隊と現場監督しかいない工務店が増えるなか、ヤマイチさんは元々材木屋が原点で事務所に加工場を併設し、数々の木工作の機械を完備しています。木へのこだわり、ディテールへのこだわりはこうしたところにもはっきりと現れているんですね!「群馬の家づくり、400 年を刻む工務店」を掲げる㈱ヤマイチ。市川社長曰く「文化は心、文明は物。心の豊かさを大切に、良いものは柔軟に取り入れ、次の時代を刻む家をつくり続けたい、日本の住文化を担う地場工務店にしかできない『一点物』の家づくりを極めたい」。

今後共の㈱ヤマイチさんのご活躍を期待します。

 

株式会社 ヤマイチ

群馬県前橋市富士見町時沢3207
TEL.027-288-5922
http://yamaichi-400years.co.jp/

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雁皮藍色紙
HS-102
 
麻雁皮こうぞ空
HW-25
 
晒こうぞ雲竜紙
HS-51
 
こうぞ入新緑
HW-29
 
備長炭入り
HW-03A
  晒麻清流紙
HS-53
 
ケナフ皮入り白
HW-10
 
麻入り薄藤
HW-26
  杉皮入り
HN-65

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