全国・住まいるニュース

2016
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東京都の一般社団法人 ワークショップ「き」組さんを紹介します。

木の家に住みたいと望む「住まい手」の方に、樹を育てている「山」と、家を建てる「職人」をつなぐ、協働の作業場です。

山には、植林費用を還し、職人には、自慢の腕をふるってもらえるように、適正な価格で住まいを提供しています。 木材は、国産材の杉やヒノキが中心で、職人は、手仕事が原則です。 全員が仕事には誇りと自信を持って、だれもが良かったと言える家づくりを目指し、共存共栄の仕組みで運営しています。

2003年に、健全で優れたビジネスモデルということで「グッドデザイン賞」を受賞して以来、住みよい木の家を建て、自然環境と社会に貢献することを目標に活動しています。

「き」組さんが考える、住みよい家は、丈夫で長寿命の快適な自然素材の家です。 そのために、骨組みである架構は、伝統構法の木組みを採用しています。 もちろん、大工職人による手刻みが原則です。 また、省エネルギーの工夫を凝らし、外皮である壁の性能を向上し、燃費の良い家をつくっています。

「き」組のこだわり

健康に優しい自然素材を使う

屋根や柱、梁、壁、床などの建材、快適な室内温度を保つ断熱材、植物性のグロスクリアオイルなど、可能なかぎり自然素材(天然素材)を採用。
ホルムアルデヒドなどの有害物質を含む塗料や防腐剤など住まい手に健康被害をおよぼすリスクが高いものをできるだけ使用しないので、シックハウス症候群が気になる方はもちろん、お子様がいらっしゃるご家族でも安心です。

木を組んで地震に粘り強い架構をつくる

石場建てに学んだ「フラットペット基礎」の上に木の特性であるめり込みの強さを利用した「貫」や「足固め」(柱と柱を横断する構造材)を用いて、大きな地震が起こっても崩壊しない、粘り強さを持った家をつくってます。
金物で接合した木の家では、接合部の木が金物に耐えられず割れてしまい、倒壊の原因になることも。そのため「き」組では金物に頼らず、木と木をしっかり組んで住まい手の命を守る架構(骨組み)をつくってます。

トレーサビリティにより木材を徹底管理する

葉枯らしの天然乾燥にこだわった良質な杉に1本1本にバーコードを付け、履歴情報を徹底管理すること(トレーサビリティ)により品質向上に努めています。
詳細な「原木データ」を取り、施主様が木材の情報(どこで育った木なのか)をくわしくチェックできる体制を整えています

明朗会計で価格・料金を見せる

家づくりを安心してお任せいただけるよう、明朗会計に努めています。設計・施工の代金はすべてオープン。基礎工事や左官工事、設計料、外壁、断熱材などにそれぞれいくらかかっているか、わかる仕組みになっています。
パッケージプランの木組みの家は最終的にかかる金額があらかじめ決まっており、オーダーメイドタイプでも詳細な金額内訳を記した見積書をご提示しています。もちろん変更がないかぎり、契約後の事後請求はありません。

施工後もしっかりサポートする

木の家づくりをお任せいただいたご家族のみなさんが快適かつ健やかに生活できているかを確認することも重要な役割です。
ご要望があれば、全国の設計士や施工した職人がすぐに駆け付けます。竣工から1年後に点検を行い、住まいに不都合が見つかった場合は迅速に対応してます。


見積もり時にはコストバランス表を活用

オーダーメイドですべての要望を叶えようと思うと、どうしても予算オーバーになりがちです。健全な木の家づくりをするには、まずコストバランスを把握する必要があります。

「き」組さんではこれまでの設計・施工経験のなかで培った経験を活かし、バランスのよい工事費の割合を算出できるコストバランス表をつくっています。コストバランス表は、コンピュータに予算を入力するだけで、どこにどれくらいお金がかかるのかを試算できるデータ。
これによりお金をかけるところはかけ、かけなくていいところは抑えるといった、メリハリのあるコストコントロールが可能になります。

早くても設計から完成まで1年程度

工期の短さをアピールポイントとする業者が多いようですが、「き」組さんでは、早くても設計から完成まで1年程度かかります。その理由は以下の通りです。

・木の色つや・香りを保ちながら木の狂いや反りを抑えるために、
 一定期間天然乾燥させるから
・住まい手のご要望を適正価格で実現するために
 打ち合わせを重ねるから
・ハンドメイドで複雑な刻みの作業を行うなど、大工手間がかかるから
・長く使えて資産になる家をしっかりつくるから

長きにわたって快適・健康的に過ごせる品質のいい家を、つくり手と住まい 手が協働で築き上げるという事なんです!

「木組のデザイン」ゼミナール

木の家を建てようとすると、必ず直面することに構造の問題があります。気になるのは柱や梁の組み方です。 そこで見直されてくるのが、丈夫で長寿命な伝統の木組です。さらに省エネルギー法の改正を2020年に控え、温熱性能向上も重要事項となりました。

伝統構法による木組の技術に省エネルギーの手法を加え、これからの木の家づ くりに必須のスキルを身につけてもらいたいとの思いで毎年木組の家づくりを学びたい設計者および施工者を対象に「木組のデザインゼミナール」を開催しています。
これまでに150名の「木組の家」づくりの専門家を世に送りだしており全国から訪れる受講生は、ゼミ終了後、各地でその実力を発揮しています。

山、職人、設計士がそれぞれの立場で「最高の木の家づくり」に貢献し、 住まい手はそれを適正価格で手にすることができ、「き」組さんはそれぞれの想いをひとつにつなげる共存共栄の舞台・・・

今後共ワークショップ「き」組さんのご発展を期待します。

 

ワークショップ「き」組

〒165-0023
東京都中野区江原町1-46-12 TEL03-3951-0703
http://kigumi.jp/members

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麻雁皮こうぞ空
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晒こうぞ雲竜紙
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こうぞ入新緑
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備長炭入り
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  晒麻清流紙
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ケナフ皮入り白
HW-10
 
麻入り薄藤
HW-26
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