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2023
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静岡県の㈱サン工房さん(松井進社長)を紹介します。

1982年建築設計事務所として創業されました。その後、建築の「真のつくり手」であろうとするならば、全てを引き受けるべきとの考えに至り、1990年に㈱サン工房を設立しました。同時に「設計」と「施工」の両看板を掲げ、それ以来建築物の木造化や木質化によって脱炭素社会に寄与し、地域に影響ある建築を残し、社会的責任を全うする・・その思いを忘れず、昭和、平成、令和と歩み続けています。

サン工房さんではご家族とその家の将来を見据え、目先のコストだけに囚われず、設計においてはしっかりと時間を掛けて納得していただくまで検討し、施工においては敢えて手を入れるところは入れることで、「丈夫で長持ち」する家、「愛着」「心地良さ」を感じていただけるような家になる様に積極的に提案されてます。

清風帰家日々新の家1 写真(1

「丈夫で長持ちする家」・・ひとつ上の快適さを生むため設計と性能

1)建築士である技術者が多様性のある建築を行っています

お客様の新居に対するご要望を詳細にお伺いした上で、まずはその敷地にじっくり立ちます。そして近隣の家並みや、周囲の風景、風や光や音を含め、その場所をじっくりと時間をかけて観察します。

2)自然の力を読む

春秋の気持ち良い風を促し、夏の厳しい日射を避け、冬の暖かい日射を取込み、「自然の力」に抗わず、寄り添った設計をしています。

3)裏付けされた確かな耐震性能

全棟で構造計算(許容応力度計算)を行い、耐震の最高等級3を取得しています。

4)地域に受け継がれてきた生産技術を生かす

気候の影響をコントロールしながら、和紙や石材、塗り壁といった身体にいい健康素材を使用しています

清風帰家日々新の家2 写真(2

まるたけ堂珈琲1 写真(3

「性能」

1)構造設計・耐震等級・・耐震の最高等級3取得と大開口を両立

全棟で耐震の最高等級3を取得、専用ソフトによって構造計画をモデル化、耐力壁の数や配置の他、偏心率や剛性率といった建物全体の強度を整え、地震に対する安全性と開放的な内部空間や大開口を両立しています

2)省エネ設計・ZEHへの取組み・・ZEH水準以上の省エネ性能が標準

全棟で一次エネルギー消費量等級6(ZEH水準)を満たす設計の実施。 一般の住宅に比べて断熱性能が高く、高効率な設備機器を導入しますので、光熱費も低く抑えられます。

3)断熱・気密・換気空調への取組み・・断熱、気密、換気、空調をトータルでデザイン

静岡県の省エネ基準は「6地域」に区分されます。断熱性能等級5(ZEH水準)を最低レベルとしていますが、年間を通じた室内環境とライフサイクルコストのバランスから等級6(HEAT20G2)前後を推奨しています。また気密性能についても独自の基準を設けています。

まるたけ堂珈琲2 写真(4

二人静の住居1 写真(5

サン工房がつくる長期優良住宅

全ての家で長期優良住宅認定を取得しています・・耐震等級3、一次エネルギー消費量等級6(ZEH水準)、劣化対策等級3、維持管理等級3、等の他、構造材の劣化対策、設備機器の維持管理計画、バリアフリー性を備え、長期にわたる維持保全計画が認定条件です。長期間良好な状態で住み続けられ、2世代、3世代と住み継ぐことのできる資産価値の高い家づくりを実践しています。また税制優遇や補助金等が利用できる側面も持ち合わせています。

LCCM住宅・・木造建築による脱炭素への貢献

日本の木造住宅の木材使用量は一戸当たり20~30㎥、全て杉材と仮定すると炭素固定量は3,925kg、二酸化炭素に換算すると約14トンになります。すなわち、木造での建築行為そのものが二酸化炭素排出を抑制しており、温暖化防止や脱炭素社会に寄与しています。 またLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅は、家の建設から解体までのライフサイクル全ての過程において二酸化炭素排出量をマイナスにすることを基準としています。サン工房さんでは建築材料として木材を使用する事、長寿命でエネルギー消費の少ない住宅を建築する事、解体時には木材を再利用する事で二酸化炭素排出量削減に配慮しています。

二人静の住居2 写真(6

なごみの家1 写真(7

なごみの家2 写真(8

松井社長曰く

仲良しごっこをするつもりも無い。物造りにおいては衝突も言い争いもある。結果として喜んでもらえる物造りをしよう。その喜びを皆で分かち合おう!・・

今後共のサン工房さんのご活躍を期待します。

 

株式会社サン工房

〒432-8068
静岡県浜松市西区大平台3丁目7-30
TEL053-484-0556
https://www.sankoubou.com/

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